2015年8月にAppPot v1.7をリリースしました。主な変更点は次の通りです。
目次
File APIの追加
バイナリファイルのアップロード、削除、参照をおこなうためのAPIを追加しました。
ファイルの保存先として、Amazon S3とローカルストレージが選択できます。
これによって、写真の管理や、書類ファイルなどの管理をAppPotだけで行うことができます。
Java8への対応
Java8に対応しました。これに伴いv1.7からはJBoss7がサポート対象外となります。WildFly8またはWebLogic12cをお使いください。
Entity単位のデータベースの変更
これまでCreateAppDB APIでアプリのデータベース全体を再生成していましたが、エンティティ単位でもデータベースを追加、再生成できるようになりました。これにより開発時や、拡張時の開発効率が向上しました。
Push通知用APIの追加
iOS向け、Android向けのPush通知用のAPIを追加しました。
これまでPush通知はAppPotの管理コンソールからのみ送信可能でした。
v1.7からは、AppPot上に開発したモバイルアプリや、WebアプリからPush通知の送信可能です。
細かな修正、改善
データベースの削除方式の変更
データベースの削除を論理削除から、物理削除に変更しました。
ログの一括ダウンロード機能の改善
管理画面からモバイルアプリのログをCSVファイルとして、これまでも多い最大10000件ずつダウンロードできるようになりました。
AppPotのバージョンの表示
ログイン画面、起動時のログメッセージ、ログインAPIのレスポンスにAppPotのバージョンを出力するようにしました。
今後のリリース計画
AppPot v1.8、v2.0を既に開発中で、今年の秋頃にリリース予定です。
AppPot v1.8では現在管理画面で提供しているグループ、ユーザーの管理機能をAPIとして提供予定です。
AppPotを使っていただく案件の増加に伴い、当初想定していたiOS、Androidのネイティブアプリ以外にもHTML5を使ったアプリケーションが増えてきました。AppPot v2.0では、APIのインターフェイスをJavascriptからより使い易く改善しています。
今後も、AppPotは継続して機能拡張していきます。