NCDCの新規事業である製品ビジネスの担当をしている田原です。
今月は展示会、パートナー企業様との共同セミナー、外部メディア主催のセミナーへの登壇など、マーケティング活動に力を入れています。今週、IIJさんのイベントでビジネスパートナー様向けのライトニングトークのプレゼンをしますが一般公開はされていないようなので、講演内容(予定)をコラムにまとめてみます。
テーマは、アプリ開発の「Next Concept」です。
この1年くらいITのトレンドとして話題になっていたのが、クラウド、モバイル、コンシューマライゼーションなどでしょうか。あと、ビッグデータやデータサイエンスなども話題になっていましたね。社名にもあるように(NCDCのNCはNectConceptのNC)当社は新しいITの領域でビジネスをしています。
コンシューマ向けのアプリ開発の新しいトレンドとしてはMBaaS(モバイルBackend as a Service)というクラウドサービスがあります。MBaaSを活用することで、早く・安く・簡単にアプリを開発できます。海外の事業者だけでなく、日本の会社も多数このマーケットに参入しています。代表的なのは、グローバルで見るとFacebook社に買収されたParse やKinvey社、日本ではKii社やニフティ社、アピアリーズ社などがあります。コンシューマ向けITがエンタープライズITに取込まれる動き(=コンシューマライゼーション)のこれまでの動向を見ていると、近いうちにエンタープライズの領域でもMBaaSを用いたアプリ開発が主流になってくると思います。
タブレットやアプリ使ったコア業務のビジネスプロセス改善や、新ビジネスを実現する時に、顧客データ、購買データ、在庫情報等のシステムのデータを参照したり連携したりする必要があります。そのため、ビジネスアプリの開発基盤として重要になるのが企業システムとの連携機能ではないでしょうか。
このような考えから、当社製品のAppPotはエンタープライズ用途のMBaaS(Enterprise BaaS)として設計しており、従来のサービスで提供されているバックエンドの機能提供やデータベースの自動生成に加えて、SAPやオラクルなどの既存システムやセールスフォース等に代表されるクラウドサービスとの連携機能を盛り込んでいます。
ライトニングトークでは、アプリ活用したビジネスにおけるアプローチ手法とともに、開発側のトレンドについてもこのようなお話をさせて頂く予定です。
AppPot http://apppot.jp/は、 近年のITトレンドである、モバイル・クラウド・コンシューマライゼーションの3つの要素を取り入れた事業です。SIビジネスからクラウドをはじめとするサービスビジネスへのシフトが加速しており、Enterprise BaaSはキラーコンテンツになる可能性があります。この事業を一緒に広げていくパートナー様も募集しています。ご興味持って頂けたらお気軽にお問合せ下さい。
田原 章一郎