NCDCのナレッジコラムは、2024年も多くの方にご愛読いただきました。
UX/UIデザイン、アジャイル開発、生成AI、システムアーキテクチャなど、幅広いジャンルの情報を扱っているため、すべての記事を同じ土俵に並べて単純にページビュー（PV）数で比較するのも難しいのですが、今回はあえて1年間のPV数のみを評価指標として、2024年の人気コラムBEST5 をご紹介します！
（集計期間：2024年1月1日～2024年12月31日）
目次
PV数1位は業務システムUI設計の記事
2023年1月に実施したウェビナーを記事化したもので、もともとは「読みもの」として用意したコンテンツではないのですが、継続的に多くの方に見ていただいています。
ノンデザイナーの方でも分かりやすいUI設計の基礎を中心に、1.レイアウト、2.階層、3.コントラスト、4.ユーザー思考・習熟度、５.ルールという５つの視点でそれぞれの改善ポイントや注意点を説明した記事です。
業務システムでよく使われるUIについて、良い例／悪い例の画像も付けて説明しているので、デザインの知識を持っていない方にとってもわかりやすい内容なのではないかと思います。
業務システムはそれほどUIデザインを重視されずに作られていたり、長年機能追加を繰り返しているうちに使いづらい画面設計になってしまったりと、デザイン面の課題を抱えているケースも多いようです。この記事が、そうした問題の解決をめざす方のお役に立てていれば幸いです。
PV数2位はアジャイル開発に関する記事
従来のシステム開発手法（ウォーターフォール型の開発）に慣れていたチームがアジャイル開発（スクラム開発）に取り組むと、チームのかたちや各自の役割に困惑するケースが多いそうです。
その理由のひとつとして考えられる「プロジェクトをリードするポジションの名称や役割の違い」を解説した記事です。
NCDCは、新規性が高い先進的なプロジェクトに関わることが多いため、変化に柔軟に対応しやすいアジャイル開発をよく採用しています。
2位になったこの記事以外にも、豊富な経験にもとづくアジャイル開発のノウハウ紹介コンテンツを多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。
PV数3位は生成AI（RAG）の解説記事
ChatGPTに代表される大規模言語モデル (LLM：Large Language Models)に独自のデータを組み合わせることで、実用的なテキスト生成AIサービスを作る方法をご紹介する記事です。
例えば、社内の膨大な業務マニュアルを読み込ませた自社専用のAIチャットをつくれば、社員がチャットの対話形式で業務マニュアルの内容を確認できるようになります。
そのような仕組みを実現する手法として主にRAG（Retrieval Augmented Generation：検索拡張生成）についてAWSやAzureを用いたつくりかたを説明しています。読者から「このようなRAGを構築したいので参考になった」というご連絡を何度かいただいたことがあります。
この記事は約1年前（2023年12月末）に公開したもので、まだそう古くはないのですが、生成AI界隈は進化が早く次々と新サービスが出てくるため、2025年1月現在ではより簡単なRAGの構築方法があるそうです（NCDCのエンジニア談）。
NCDCには新しい技術を試して知見を貯めているエンジニア・コンサルタントが多数おりますので、この記事で紹介したRAGの構築に限らず、生成AIに関するご相談のある方はお気軽にご連絡下さい。
PV数4位は初心者・非エンジニア向けの技術解説記事
タイトルの通り、初心者や非エンジニア向けにコンテナやサーバーレスという技術を解説する記事です。
この記事は、まず非エンジニアである筆者がAWSの提供する学習用のコンテンツでコンテナやサーバーレスについて学び、学んだ内容をNCDCのエンジニアのアドバイスなども取り入れながらさらに噛み砕いて、初心者や非エンジニア向けにまとめるという手順で作成しました。
どんな方に読まれているのか、詳細な読者の属性まではわかりませんが、初心者や非エンジニアがこうした新しい技術を導入するメリットを理解することに貢献できていれば幸いです。
PV数5位はNCDCのアプリ開発環境紹介記事
実はオリジナルは2021年の記事で、はじめは2021年当時の「モダンな」開発環境について解説していました。
当時から一定のPV数がある人気記事だったので、毎年内容を更新して発信し続けており、現在は2024年版として掲載しています（近いうちにまた内容を見直し2025年版に更新したいと思います）。
他にもさまざまなナレッジを公開中！
当サイトでは、上記の記事以外にも、新規サービス開発やシステム内製化に関する記事など、さまざまなジャンルのナレッジコラムを公開しています。
今回は2024年によく読まれた記事のBEST5をご紹介しましたが、他の記事もぜひご覧ください。
もちろん、これらの記事はNCDCが提供しうるサービスや、NCDCのメンバーが持つ知識・ノウハウに関する情報です。記事を読んで何か当社に相談したいと思われた方がいれば、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
