先日、私の故郷の札幌でその道を極めている高校時代の同級生と話をしていました。一人は心臓のカテーテル手術のプロフェッショナルです。現在は技術が進み、教材のコンテンツなども充実しているため、どんな医師でも一生懸命努力・練習すれば一人前にはなれるそうです。しかし、そこから一流までいくのは「がんばり」だけでは難しい。
もう一人は歯科医のプロフェッショナルです。やはり練習をひたすら頑張れば一人前にはなれるそうです。しかし、それだけでは一流にはなれない。
ではどうやって一流になれたのか?
お二人に共通の話では「超一流の師匠につき、良い経験をたくさんするなかで学んだ」ということでした。もちろん、それ以外の要素も多くあるのだと思います。しかし、「机上や練習ではカバーできない暗黙知の領域をどこまで習得できるか」が一人前レベルと一流の違いであることは明らかでしょう。
さて、NCDCのサービスの特徴はまさしく、この話と共通点があるのです。世の中にはコンサルティングをしている会社は多く存在しています。グローバルなコンサルティングファームの場合はグローバルでの知識が会社の資産として多く存在していることでしょう。しかし、担当のコンサルタントの経験はどのくらいあるでしょうか。
NCDCでは知識の提供を超えた、各人が豊富な経験を活かしたサービスを提供しています。ですから、大手のコンサルティングファームが提供するレベルで良い場合はそちらを選定されてもよいでしょう。しかし、NCDCのコンサルタントでしか提供出来ないハイエンドな価値を求められた時にはNCDCしか提供できないサービスとなるのです。我々は一人前のサービスではなく、超一流のサービス提供を目指しています。
もちろん、世の中にはブティック型と称される専門特化した少人数のコンサルティングファームも存在します。ブティック型のコンサルタントは大手のコンサルティングファームから独立した方がほとんどです。「この領域なら独立してやっていける」と判断されて、専門特化したサービスを提供している方々です。この方々はその領域についての経験は大変豊富だと思います。
それではNCDCとの違いは何でしょうか? 彼らは十年前と同じサービスを提供し続けている印象を受けます。NCDCは常に新しいテクノロジーやコンセプト、方法論を取り入れています。
NCDCのコンサルティングはビジネス戦略であろうと、ITを積極的に活用する戦略を立案、具現化します。ITの進化は大変速いです。そして新しいものほど改善されています。
ブティック型のコンサルファームが作成された資料を拝見する機会などありますが、残念ながら、「古い!」と言ってしまうことが大変多くあります。基本的な考え方は間違っていませんが、実現方法が古い、重きをおく部分が時代遅れといったことが散見されます。「今の時代、そこにそんなに時間かけてどうするの? 時間がかかる分、コストもかかってますよ」と思わず口にでてしまう感じなのです。
NCDCは常に新しい領域を取り込みながら、色々な分野の豊富な経験を掛け合わせてハイエンドはサービスを提供することに注力しています。例えば、世界中のコンサルティングファームでソフトウェア製品を自社で企画、設計、開発、販売している会社があるでしょうか? NCDCはそれが出来てしまう会社なのです。
現在はEnterprise BaaS製品のAppPotを提供しています。
そして、そこで得た経験をコンサルティングにも活かしているのです。決して努力や練習だけではできない豊富な経験を武器にしている会社。それがNCDCのスタイルなのです。
早津俊秀