コンサルティングサービスにワークショップ形式を採用する3つの理由

公開 : 2014.07.02  最終更新 : 2019.09.05
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NCDCではコンサルティングのサービスを提供する際に、多くのケースでワークショップの形式のアプローチを採用しています(もちろんケースバイケースで採用しないこともあります)。一般的にワークショップ形式はコンサルタントへの要求スキルも高いですし、準備も大変です。それなのに、なぜNCDCはワークショップ形式をご提案するのか、営業視点でコラムを書いてみたいと思います。
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理由は3つあります。

1点目:正解が分からないイシュー(テーマ)がターゲットになることが多い
弊社で取り組みをさせて頂く領域は、現時点では「こうすれば成功する!」という方法論やベストプラクティスが確立されていないような未知のテーマがほとんどです。クライアント企業の社内においても前例がない取り組みに対して答えを出し、プランを進めていくことが求められます。このため、クライアント企業の皆さまと多様な切り口からディスカッションをして議論の発散と収束を繰り返すことで精度を上げていくアプローチが有効であり、ワークショップ形式は非常に相性が良いアプローチとなります。

2点目:実行フェイズがスムーズになる
主要な戦略ファームが実行支援にますます力を入れていることからもクライアント企業の要望が実行支援に移ってきているようです。戦略や計画は実行して初めて価値があるということですし、それだけ実行が難しいということでもあるのではないでしょうか。
弊社が関わるプロジェクトの多くは、新規性が高いため、クライアント企業のさまざまな立場の方が部門を代表してプロジェクトに参加されます。具体的には、お客さま接点を担う現場の方、中長期の方針を考える企画や戦略部門の方、そしてシステム部門の方。立場が違えば、考える視点や、優先順位、構想の時間軸も異なります。「One Team」として同じゴールに向けてプロジェクトを前進させることを考慮すると、ワークショップ形式で積極的に議論に関与して頂くのが一番です。そうすることで意思決定は「他人ごと」ではなく、「自分ごと」になります。結果、現場への展開がスムーズに進むようになります。

3点目:バリューを感じて頂きやすい
お客様がコンサルティングサービスを外部に発注する理由はさまざまですが、自社内ではできない何らかの理由があるから外部に依頼するのでしょう。自社内でノウハウが無いという場合もあれば、プロジェクトを通じたスキルやノウハウの自社メンバーへの移管、検討時間の短縮などあります。外部の第三者だからこそできる事に期待を頂くケースも多く、プロジェクトを成功させる為に、しがらみや社内事情など関係無しに客観的に仕切って欲しいというニーズです。お客様が本気である程、このニーズが強くなる傾向があるようです。この要望に対して結果として、最も価値を提供しやすい形式がワークショップであると考えています。

冒頭で営業視点でと書きましたが、実はワークショップ形式を採用するとクライアント様だけでなくNCDCにとってもメリットがあります。それは、ワークショップ形式で積極的に関与するメンバーが増えることでクライアント企業の満足度も上がり、次期プロジェクトでもご一緒させて頂ける可能性が高くなる、良い循環ができていくという点です。

実際に多くのお客さまから「別のプロジェクトでもNCDCと一緒に仕事をしたい」というお引き合いをいくつも頂いていますので、この取り組みは成功していると言えるでしょう。

NCDCでは短期のワークショップから、長期にわたるコンサルティングまで、ニーズに応じたサービスを提供しています。

上記のサービス形態以外でも、お客さまのご要望に応じてさまざまな事業のサポートが可能ですので、ご一緒できそうなプロジェクトがあればお気軽にお声がけ下さい。
新規性が高く、難しい、ワクワクするようなプロジェクトを弊社コンサルタント共々お待ちしております!

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