2025年は、生成AIが単なる対話ツールから、具体的な業務を遂行する「実行役」へと進化を遂げた1年でした。技術の適用範囲が広がる一方で、多くの企業が直面したのは「進化し続ける技術を、いかに自社のビジネスへ確実に実装するか」という実践的な課題だったのではないでしょうか。
2025年の当社ナレッジコラムを振り返ると、そうしたニーズに応える生成AIの活用ノウハウに加え、選ばれる企業になるための「ブランディング」に関する記事が多くの関心を集めたことがわかります。
2025年に公開されたナレッジコラムの中から、PV数が多かった記事TOP5をランキング形式で紹介します。
(集計期間:2025年1月1日~12月31日)
目次
PV数1位はLLMを用いたOCRのメリット解説記事
手書きの書類やアナログ計器のデータ化など、従来型のOCRでは読み取りが難しく、手作業での入力に追われている現場も多いのではないでしょうか。
この記事では、そうした課題を解決する「LLMを用いたOCR」について、Amazon Bedrockでの実践例を交えながら、従来のOCRとの違いやメリットを解説しています。
読み取り対象の帳票フォーマット管理の複雑さに課題を感じている方にとって、次世代のデータ読み取り方法へ一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
PV数2位は生成AIの進化と新規格「MCP」の解説記事
生成AIの技術は日進月歩で、次々と新しいキーワードが登場するため「情報のキャッチアップが大変」と感じている方も多いかもしれません。
この記事では、AIが「ナレッジベースを参照して回答する RAG」から、AIが自ら判断しタスクを遂行する「行動するAgent」への進化の流れに加え、外部ツールとの接続を容易にする新規格「MCP」について「AI版のUSB-Cポート」という分かりやすい例えを用いて解説しています。
個別の用語だけでなく、技術がどう繋がり発展しているのかという全体像を掴むことで、皆様が次の一手を考える際の参考になれば幸いです。
PV数3位はブランディングの基礎とプロセスを学ぶ記事
「ブランディング」と聞くと、どこか抽象的で難しそう、あるいは何から手をつければいいかわからない、といったイメージをお持ちではないでしょうか。
この記事では、「誰に」「何を」という本質的な視点からブランドを整理し、実際のプロジェクトでそのまま活用できる「4つのフェーズ(調査~改善)」を体系的に紹介しています。
専門的な知識がなくても実践の流れを具体的にイメージできる内容です。これからブランディングに取り組む方はもちろん、改めて自社の提供価値を見直したいと考えている方にとって、この記事がお役に立てば幸いです。
PV数4位は生成AIのプロンプト設計とコツをまとめた記事
業務で生成AIを使ってみたものの、「思ったような回答が返ってこない」「指示出しが難しい」とモヤモヤした経験はありませんか?
この記事では、生成AIを「万能なツール」として捉えるのではなく、その得意・不得意を正しく理解した上で、回答精度を劇的に高める「プロンプト設計」のコツを詳しく解説しています。
「タスク・背景・制約条件」を整理する基本構造や、AIが理解しやすい肯定文のテクニックなど、明日からすぐに試せるノウハウが体系的にまとめられています。AIを単なるツールから頼れるパートナーへと進化させたい皆様にとって、この記事がお役に立てば幸いです。
PV数5位はMLOpsの基礎から自動化の実例までを紹介する記事
AIモデルは「作って終わり」ではありません。実は、運用開始後にデータの傾向が変化して精度が低下するなど、リリース後の維持管理こそが非常に重要であり、かつ困難なプロセスだといえます。
この記事では、こうした課題を解決するための「MLOps」の概念を、DevOpsの視点を交えながら解説し、AWSやAzureを用いた自動化パイプラインの具体的な構築例を紹介しています。
手作業での運用に限界を感じているエンジニアやプロジェクトマネージャーの方にとって、運用の自動化への第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
他にもさまざまなコラムを公開中!
NCDCでは、今回ランクインしたテーマ以外にも、アジャイル開発やUX/UIデザイン、新規サービス開発など、さまざまなジャンルのナレッジコラムを公開しています。ぜひ、他の記事もあわせてご覧ください。
また、私たちはこうした情報発信を行うだけでなく、実際のプロジェクトにおいて、新規事業のブランディングからUI/UXデザイン、システム開発までを一気通貫でご支援しています。記事を読んで「自社でも取り組みたいが、どこから手をつければいいかわからない」「技術検証だけで終わらせたくない」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。


