2018年8月20日、9月6日の2回にわたり、フジクライノベーションハブ「BRIDGE」にて開催したideationワークショップをレポートします。
今回のワークショップはフジクラ社の社員にNCDC社員が混ざる形で開催したワークショップで、フジクラ社からは多くの有志の方にご参加頂きました。
このワークショップの目的は、様々な立場の方々が「乗り物」×「車内の画像検知」でどんなサービス、商品が考えられるか?
通常の考え方からでは出てこないような案を出すことです。
よくあるブレインストーミングと違い、様々な手法を用いてアイデア出しを行うことで、非常に多くの実用的なアイデアが生まれました。
また、開催場所のフジクライノベーションハブ「BRIDGE」は株式会社フジクラが2018年7月5日に開設した価値共創を実現していくための空間で、ホワイトボードや自由に移動できる机や椅子などが多くあり、広々とした空間って事もありワークショップに最適な場所でした。
詳しくは以下をご確認ください。
・グループに別れてとにかくアイデアを出していき付箋に書いていく。
・他の方のアイデアに乗っかりさらに良いアイデアをだす。
異なる部署や会社のメンバーがチームになることにより、ゼロベースでのブレインストーミングでも非常に多くのアイデアがでました。
・「乗り物」×「車内の画像検知」で考えられるような常識を出す
・アイデアに対して、なぜそうなのか?常識とは逆の考え方は出来ないのか、他に応用方法は無いか
今まで日常生活や仕事をしている上で考えたこともなかった視点で常識を捉えることは、チームのメンバーの考え方を知るって意味でも非常に興味深い内容でした。
また、「出てきた常識をぶち壊す」というのも盛り上がる内容で、通常のブレインストーミングでは出てこないであろうアイデアが多数発表されました。
・もしリリースしたら顧客からクレームが来るような、怒らせるようなBadアイデアをだす
・グループ毎にテーブルを移動し、ほかチームの出したBadアイデアに対して逆転の発想で良いアイデアを考える
・これを望む層があるはず、話題作りになりそうなどを考える
テーマが画像解析なので、撮られた画像が勝手に全世界に広まるなど多くのBadアイデアが生まれました。
それに対する発想の転換についても、ここでは詳しく書けませんが常識を覆すような多くの相手がでました。
駅から駅に歩いていくように、各駅に設定されたペルソナ向けのサービスを具体的に考える
・さらに多くのアイデアを出すために、このタイミングで改めてゼロベースでのアイデア出しを行う
頭が柔らかくなっているので、1.でのアイデア出しに比べてより現実的であり独創的なアイデアを皆さん出していました。
ポストイットに書かれた250個のアイデアから事業化出来そうなものを一人3つに投票
・上位3つ選定
ホワイトボード一面に貼られた多くのアイデアから3つを選択。自分のアイデアが選ばれるのは嬉しい瞬間でした。
投票形式で上位3つを選定し、自分の好きなアイデアのテーブルに着席
・対象のアイデアについて、ビジネスモデルキャンバスのフレームワークを用いて、実現可能性をチームで探る。
キャンバスの各エリアを埋めることが重要なのではなく、本当の価値と何なのか?をキャンバス埋めながら議論することで深めていきます。そうやっていくうちにアイデアがより具体的サービスに近づいていくことを体感しました。
2日間に渡って開催されたワークショップでしたが、単純にブレインストーミングを行うだけではなく、NCDCの持つ様々なブレストパターンを用いることにより、かなり多くのアイデアを出すことが出来ました。
そして、常識を疑うことやBadアイデアから作られたアイデアもあるため、アイデアの質や独創性は申し分ない内容であったかと思います。
また、多く出たアイデアに対してビジネスモデルキャンバスを用いて実際のビジネスとして立ち上げるところまでをご支援することが、NCDCの得意としているワークショップです。
気になったそこのあなた、一度ご相談ください。
貴社に合ったワークショップから具体的なビジネスアイデア作成をご支援させてください。
サービス内容はこちら→https://ncdc.co.jp/service/implement-new-service/
ご不明な点・ご依頼等ございましたら、お気軽にご連絡ください。