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2016/02/10 Enterprise BaaS製品“AppPot”, MBaaS, MEAP, スマートデバイス x 企業システム

Parseのサービス停止と、今後の企業におけるmBaaS利用について

先日、Moving Onというタイトルで、Parseが2017年1月28日にサービスを停止するというアナウンスが行われました。
http://blog.parse.com/announcements/moving-on/

Parse 2016-02-08 23-21-17
現在のparse.comのトップページ

ParseはFacebookに買収される前からmBaaSとしては最もメジャーなサービスで、利用者も多かったため、各所で取り上げられました。(mBaaSについての説明はこちらを参照してください。)日本企業で、モバイルアプリ開発でParseを利用されているケースはまだまだ少なかったと思いますが、クラウドサービスを利用または検討している担当者にとっては、驚きの発表だったのではないでしょうか。

Parseはソフトウェアのオープンソース化を行い、利用者が自分でParseの機能を利用できるようにしました。移行のためもガイドラインが出ています。

サービス停止の発表がされて、数週間経ちましたが、AWS上でParseを動作させた事例なども報告されはじめています。

ただ、オープンソース化されたParseを自社のデータセンターや、他社のクラウド環境にデプロイして利用するのはParseの機能にかなり依存している一部のアプリに限られるでしょう。

Parseを利用していた多くの開発者はアプリの開発に集中したいと考えていて、サーバープログラムのデプロイなどのメンテナンスをしたくないからこそ、スクラッチ開発やオープンソースではなくmBaaSを選んだのだと思います。

Parseの機能に大きく依存したアプリは一定期間、ParseをIaaS環境などで動作させると思いますが、新規アプリ開発や、大きな機能改修が行われるタイミングで他のサービスに移行する、または今回のことに懲りて、自前でサーバーを持つケースもでてくるでしょう。

mBaaSの今後

NCDCはモバイルアプリ開発のmBaaSを始めとするプラットフォームの利用は、今後も増え続けると考えています。
それは、mBaaSが提供するバックエンドの機能を自社のコストをかけて作りこむメリットが小さいからです。
Yahooや、Twitterのような非常にアクセスが多いサービスでは、自社のサービスへの最適化をカリカリに行うことで、パフォーマンス向上や、コスト削減ができます。しかし、自社の社員や、B2B向けのアプリの場合は、それらのメリットよりも、バックエンドの開発費用や、運用の費用、手間の方が上回ることが多いと思います。

また、今回のParseの問題は、クラウドサービス全般に発生する可能性があるものです。
しかし、今のクラウドの流れが変わることは無いと思います。
企業は自社のポリシーや、既存のシステムとの接続性などを考慮して、クラウドサービスを利用してクラウドのメリットを享受するか、オンプレミスで自分たちで運用するかを選択すれば良いのです。

NCDCが開発、提供しているmBaaSのAppPotは、企業向けに特化しており、サービスの継続性については、特に慎重に設計されています。

企業のポリシーや体制に応じてオンプレミス、クラウド両方が選択できる

もともとオンプレミス、クラウドの両方の製品の提供を想定しています。
オンプレミス版のセットアップ手順は簡単で、クラウドサービス上で動作している機能がすべて利用できます。

AppPotは企業システムで一般的で、オープンな技術を採用

AppPotは製品のコンセプトや技術選定の段階から企業向けを意識して作られています。

Parseを始め殆どのmBaaS製品はMongoDBなどのNoSQLデータベースを利用していますが、AppPotはデータベースにMySQL、SQL ServerといったRDBMSを使用しており、企業システムとの親和力が高く、企業がすでに使っているデータベース基盤上に相乗りすることもできます。
アプリケーション部分はWildFlyやWebLogic上で動作するJava EEです。

オンプレミス版を利用する場合も、他のシステムと同じ仕組みの中で運用することができます。

AppPotについての詳細は下記をご覧ください。
スクリーンショット 2014-07-07 13.48.31
http://apppot.jp/

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