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2014/10/08 アジャイル, 勉強会

京アジャでエッセンシャルスクラム読書会をやってます

こんにちは。滋賀で在宅勤務しているNCDCの北村(@chipstar_light)です。

10月から、京都アジャイル勉強会(京アジャ)でエッセンシャルスクラムの読書会をやらせてもらえることになりました。
10/1(水)に第1回をやったのですが、やろうと思った経緯などをまとめておこうかなと思います。
今回の記事の内容は、完全に私的な話ですが、「NCDCにはオフでこういう活動をしているメンバーがいるよ」という報告も兼ねて、会社のブログに書いています。
 

京アジャ エッセンシャルスクラム読書会とは

■京アジャとは
京都アジャイル勉強会(https://www.facebook.com/KyotoAgile

■内容
アジャイル・スクラムを実践しようとしている(もしくは実践中の)方で、進め方に疑問がある人を対象とした勉強会。
「エッセンシャルスクラム」を読み進めながら、みんなで疑問を共有し、 時にはワークを行いながら、理解を深める。

■書籍:エッセンシャルスクラム アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド
エッセンシャルスクラム書籍画像

Amazon.co.jp で詳細を見る

■進め方

  1. Github Wikiを用意しているので、参加者が事前にそこに疑問やディスカッションしたいネタを書き込んでおく
  2. 当日は、対象範囲の各章毎に書き込まれた内容を見てディスカッション

■第一回のイベントページ
http://connpass.com/event/8760/

 

開催の動機

■きっかけ
最近よく「この本いいぞ!」って話を耳にするようになっており、内容を見ると基本だけでなく具体的な実践のためのエッセンスが書かれたものなので、より実践的な知見が増えるのではないかと思っていました。
でも、仕事が忙しかったりして一人で読もうとするとなかなか進まない状況でした。それなりにボリュームもあるし…。
また、本からだけでなく、いろいろな有識者からのフィードバックが欲しいとも考えていました。

■大阪でもやっているけど…
大阪はテーマ抜粋のディスカッション形式でした。でも、自分は書籍として章毎に順番に読んで、一つ一つの章で深いディスカッションがしたいと思っていました。そして大阪は滋賀から遠い…。

■今の仕事へのフィードバック
NCDCのサービスは、お客様の事業の立ち上げからその中で必要となるシステムの開発までをコンサルティングする事が多いです。特に今引き合いが多いUXによる事業の検討・検証のコンサルティングから入ると、システム開発もリーンやアジャイルのマインドセットを持ち込んで取り組んだ方が進めやすい。そうすると必然的にシステム開発にアジャイルな進め方を導入していくことになります。しかも、コンサルティングと言いながら、かなり具体的な作業までお客様と一緒にやっています。色んな物をデザインし、それをレビューしたり一緒に検証したりする。
デザイン対象の例:

  • 事業
  • システムの要件
  • システムのUI
  • システム開発のプロセス
  • システムのアーキテクチャ
  • 具体的なコードやテスト
  • etc…

なので、より現場に近い実践的なこの本の内容はアジャイルコンサルタントやコーチを専門にやっているわけではないですが、必須な知識だったので仕事にフィードバックできると考えました。

 

京アジャでやる意味

■主催を手助けしてくれる、一緒に主催してくれる素地や仲間が必要だった
前職に比べると場所も時間も流動的なワークスタイルなので、主催しても絶対に参加できる保証ができないので、それを助けてくれる仕組が必要でした。また、京アジャの主催者である前川、大友コンビと一緒にやると、ネタに悩むことがない、やりたいことをテーマに上げると勝手に盛り上げてくれるという安心感もあります。

■京アジャに何かコミットしたい
京アジャは自分のアジャイルの原点であり、一緒に育ってきた家のような感覚があります。だから、個別開催より京アジャブランドへの貢献がしたいと思っていました。また、最近は東京や大阪でも活動していますが、各都市でアジャイルの話題になった時に、「京アジャに出入りしています」というと、割りとその存在を知っている方が多く、どこか誇らしく感じると同時に、その周囲の評価にふさわしい活動に貢献したいとも思っていました。

■京都のテクノロジーに対するアイデンティティへの思い
前職が京都母体の会社であり、その活動の中で、技術部隊の自分たちが京都で何ができるのか、京都に技術部隊を置く意味は何なのかを考える機会がありました。
京都は、大企業でもITベンチャーでも面白くて元気のある企業が多い。また、京都のIT勉強会も元気があるし、尖っていると思います。自分自身も京都DDD勉強会を主催してみて、邦訳が出てからという意味では、全国的に見ても取り組みは早い方だった気がするし、お会いする人に聞く上では、他の地方からも興味を持って見てもらっている事も確認できていました。
そんな京都のテクノロジーに対するアイデンティティの一部に貢献したいと思っていました。
※滋賀出身滋賀在住ですが…。

そんな大きな勉強会でもないし、少し大げさな表現になっているかもしれませんが、概ねこんな感じです。

 

第1回をやってみて

■流れとかを考えてネタを出しているの?
第1回は基本的に私が考えたネタを中心にディスカッションしたのですが、その中で、「参加者の層や、進行上の流れとかを考えてネタを出しているの?それとも単純に自分が知りたいことだけ?」的な質問を受けたのですが、そこまでいろいろ考えて準備はしてなかったです。でも、次のような事を念頭においてはいるなと思ったので、文章にしてみました。

参加者にはアジャイル初心者の方からベテランの方までいるだろう。その中で、自分は比較的中級からベテランの位置にいる。その自分がアジャイルを始めた頃に疑問だったことに対して、今は自分なりの解釈を持っている。だから、今からアジャイルを始める人には、当時の疑問をネタに上げて、その疑問と解釈を共有したら、立ち上げを支援できるのではないか。一方で、自分みたいな中堅やベテランとしては、当時の疑問に対する今の解釈が本当に正しいものなのかを、より経験の深い人からフィードバックをもらえるはず。
また、中堅やベテランに対しては、より具体的な実践を積んで生まれた疑問をネタにする事で、疑問を共有し、解決している人や解釈を持っている人の意見を聞く事で得られるものがあるのではないか。

■京アジャの特徴は現場で具体的に困っていることの質問が多いこと
懇親会の席で京アジャ主催者の大友さんを中心に話していたことです。京アジャは立ち上げの頃からの風土ですが、アジャイルをやろうとしてなかなかうまく行かなくて困っている人の生きた疑問のディスカッションが多い傾向があります。発表形式ではなく、少人数でのワークショップやディスカッションが多いからだと思いますが、キレイに体系化・抽象化された答えでは解決されない、具体的な実践の現場での疑問のディスカッションになります。
このディスカッションからのフィードバックは、コンテキストが異なっている人に対してでも、議論が深くなる分、他の場では得られないものも多いですし、何より議論していて楽しい。

ただし、ベテランと初心者の温度感の差など、反省点もいくつか見えてきているので、徐々に改善していきたいと思います。

 

まとめ

ということで、開催にあたり、いろいろ考えていたことや感じたことをまとめてみました。
第2回も予定していますので、興味がある方は是非参加してください。
第2回イベントページ:http://connpass.com/event/9066/

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