モバイルの未来「Mobile World Congress2015に参加して」

2015.03.23

NCDCの早津です。2015年3月2日からバルセロナで開催されたMobile World Congress2015に参加してきましたのでレポートします。
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まず、このイベントの概要を説明します。
http://www.mobileworldcongress.com/に掲載されている情報を見るところ、
・200カ国以上から93,000人以上の参加者、CEOも5,000人参加(私もその1人か)
・2,000出展社
・3,800以上のメディア
・310人の講演者
ということで、大変大規模なカンファレンスになります。NHKの朝のニュースでも毎年取り上げられています。
全部で8つほどの建屋に分かれていて、そのうちの一つはカンファレンス、その他は出展ブースでした。端から端まで歩くだけで20分くらいはかかります。東京ビックサイトのような感じです。
出展者も講演も含めてですが、モバイルに関するものは全て出揃っている感じです。端末、通信キャリア、IBM、HP、オラクル、シスコといったエンタープライズ系のベンダー、Accenture、PWCといったグローバル展開のサービスベンダー、クラウドベンダー、ヘルスケアメーカー、自動車、facebookやLinkedInといったSNSまで。
10年位前にITを知らなければ経営ができないといわれている時代がありました。ERPやSCM(サプライチェーンマネジメント)などが旬だった時代です。今はそれが「モバイル」に置き換わっているイメージです。Mobile Firstといった用語が盛んに叫ばれていますが、それを象徴するようなイベントだと思います。
例えば、カンファレンスの方では日産のゴーンさんのセッションがありました。インタビュアーからAppleやGoogleが自動車産業に参入することへの意見を求められていたり、モバイル産業との融合がイシューとして挙がっていました。また、一つのセッションに複数のスピーカーが登壇した場合、日本であればユーザ企業のシステム部門の方だったり、ベンダーのエバンジェリストだったりが多いですが、このカンファレンスでは、ユーザ企業のモバイル関連責任者とFacebookのようなSNSベンダーとAT&TといったキャリアとシスコやSAPといったエンタ−プライズベンダーが同じテーマで議論するという感じでした。モバイルとビジネスというコンテキストに様々な企業が従来の垣根をとっ払って集まってきている感じが印象的でした。Facebookの方はザッカーバーグ氏のようなラフな格好かと思いきや、スーツを着たシニアな方だったりして、なかなか新鮮でした。
スマートデバイスの企業活用やUXを推進しているNCDCのコンテキストから見ると、
・自動車、自宅、ヘルスケアなどのセンサーと連携したIoT。そして、そこから生まれるビッグデータ活用といった王道の流れ
・顧客に快適な体験を与えるという「Customer Experience」は当たり前
という感じを受けました。
そして、これらの新しいサービスを受ける時、顧客にとっては接点は二つなります。一つはスマートデバイスのアプリ、もう一つがセンサーが組み込まれたデバイスなどになります。アプリの視点から見ると、アプリはもっと高機能化し、重要性が増していくだろうと感じました。例えば、今回のカンファレンスでも専用のアプリが配布されています。このアプリは認証から決済もでき、会場のマップやカンファレンスアジェンダ、スピーカー紹介まで全て網羅されています。
現在、ほとんどの企業がホームページを持っています。同様に、これから数年でアプリを持たいない企業もほとんどなくなるだろうと思います。ほとんどの企業がお客様との接点にアプリを活用する時代が来るのではないでしょうか。
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